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すっかり暖かくなった今日この頃、
皆様如何お過ごしでしょうか。
営業部小山です。

 

第三回は、「007／カジノロワイヤル」。
2006年／イギリス映画。
今頃007かよ、と言わずまあ観てみてください。
シリーズ21作ですが、20作までとは全く別の映画に仕上げてます。
仮面ライダーでいうところの、
昭和ライダーと平成ライダーくらい違う（わかりにくいか？汗）。

 

「カジノロワイヤル」自体は1967年に1度映画化されてますが、
これは原作の欠片もないコメディの駄作。
本来のシリーズとは別に制作されたものでした。

「新カジノロワイヤル」は、ダニエル・クレイグ主演の007、第1作目。
初の金髪ジェームズ・ボンドです。これまでの2枚目ではなく、渋目の007。

テイストもこれまでの荒唐無稽でリアリティの無いスパイ映画
（例えばボンドは怪我しない、発明アイテムがありえない）ではなく、
ボンドの肉体も含め、かなりリアルな仕上がりになってます。

 

ただ、いつもどおりボンドガールは美しい。エヴァ・グリーンという女優ですが、
歴代ボンドガールの中でも1.2を争うかな。
悪役のマッツ・ミケルセンも著名な役者ではないが、上手い。
リアルにはなったものの、相変わらずスタイリッシュで、解りやすいので
観てて飽きない、面白い映画です。

 

但し、これまでの予定調和でハッピーエンド、ではなく、
かつラストが次作のオープニングへそのまま繋がっていくという、

これまでにない造りになっていて
製作側のやる気，センスがひしひしと伝わってくる傑作です。

 

誰と観ても楽しめる映画です。
美味しいお酒を呑みながら、なんてイイんじゃないでしょうか。